『嘘発見人【万目今日助】制作のお知らせ』
ジャンル:一話完結型アドベンチャーノベル
プラットフォーム:PC・スマートフォン
2013年リリース予定
人は、誰でも嘘をつく。人は、誰もが嘘をつかれる。
そして、誰かが騙し、誰かが欺かれ、誰かが奪い、誰かが涙を流す。
人間という生き物は、いつしか嘘をつくことを覚えたが、嘘を暴くことは覚えなかった。
だけど、僕はそれを『発見(キャッチ)』する。
どんな嘘だろうと、自分自身は欺けない――。
【物語】
人物の観察によって他人の感情を特定し、表情・しぐさ・声といった特徴からウソを見破る「嘘発見人(ライキャッチャー)である万目今日助を中心に、その仲間・警察組織・依頼人・被疑者といった多彩なキャラクターたちの人間ドラマが展開される。
さらに、人間の表情と感情との関連性や、感情というものの役割と機制、嘘をつく人の心理状態といったトピックについて、リアルに描く擬似『科学読み物』でもある。
・万目今日助(よろずめ きょうすけ)21歳・自営業
「例えば、他人のつくウソをすべて見破る。そんな事ができると思いますか?」
警察からの鑑定委託を受けて捜査に協力する『万目感情生理研究所』の所長。
冷静、理知的だが非情ではない。また、ためらいというものがない性格である。
映像記憶能力があり、それを生かして感情の分析を行う。
・真村あすか(まむら あすか)20歳・大学生
「私も、困っている母のために何かしたいのですが、自分だけではどうしていいか判らなくて……」
大学で心理学を学ぶ。母子家庭で母と二人暮らし。
研究所への依頼人のひとり。
元陸上部、生まれつき腕力が強い(本人は否定している)。
性格は温厚、朗らかで丁寧。
・万目洋子(よろずめ ようこ)29歳・薬剤師
「あなたは、ウソつきの被害者なのよ。もっと積極的に対応してもいいと思うわ」
今日助の実姉。現在は今日助の助手をしており、薬剤師は休業状態。
おっとりとした性格だが、割り切った考え方と一途な感情を併せ持つ。
鬼口保に対しては少し冷めた目で見ているが、悪くは思っていない。
・鬼口保(おにくち たもつ)31歳・警察官
「お前を巻き込もうとした俺が、お前に巻き込まれてるって事だよな、これは」
洋子とは大学時代からの付き合い。
準キャリアの警官で、ポリグラファー(ポリグラフ検査官)。
今日助の能力を洋子から聞き、この能力を警察内部で活用するために動いている。
洋子とは恋人関係だったこともある(と本人は言っている)。
見た目のチャラさで警官らしく見えないが、計算高く綿密な所もある。
【万目感情生理研究所】
警察からの依頼を受け、容疑者の鑑定を行うのが主な業務である。
形式的には、今日助が所長で洋子が助手の立場。民間からの調査も引き受けている。
洋子がオーナーの小さなビルの一階に事務所がある。
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